トリートメントだけでキレイにならない本当の原因

EARTHに初めてお越し頂く多くのお客様から、 

「美容室でトリートメントをしても髪がキレイになりません」 

というご相談を頂きます。 

カウンセリングで詳しくお話を伺っているうちに、トリートメントでキレイにならない本当の原因に気づきました。 

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トリートメントだけでキレイにならない本当の原因 

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トリートメントとは、髪の栄養補給や保護を目的とした技術になります。 

カラーやパーマ、縮毛矯正などをすると、髪の中から栄養分（タンパク質）が流れ出します。 

トリートメントでは、こうして流れ出たものの代わりとなる栄養分を、補給すると同時にコーティングして保護します。（＊コーティングしないものもあります） 

いわゆるヘアエステも、呼び方は違いますが原理は同じです。 

ここで大切なポイントは、トリートメントは一時的に栄養を補給するものであって、髪の傷みを修復するものではないということです。 

もともと髪は死んでいる細胞ですので、爪と一緒で自己修復することはありません。 

完全に元に戻すには、生えかわるまで時間をかけて伸ばすしかないのです。 

トリートメントをしたことのある方であれば、 

「トリートメントをしたのに、1週間～2週間ほどで手触りも質感も元に戻ってしまった」 

という経験をされたことがあるかもしれません。 

これはトリートメントのコーティングが、剥がれたことで起こっています。 

コーティングが剥がれることで、補給した栄養が再び流れ出し、元の髪に戻ってしまうのです。 

トリートメントではダメージそのものをなおすことはできないため、傷んだ髪に何度やっても元に戻ってしまいます。 

本来トリートメントは、美しく健康的な髪を、より美しく保つためのものです。 

髪のダメージをトリートメントでケアすればよいという認識が間違っており、それを見直さない限り、素で美しい艶髪は手に入りません。